非常時電力の確保と利用訓練

 停電時を想定しての訓練です。トイレ地下ピットからの汚水圧送を非常電源で行います。
 大型の発電機ですのでセルモーターがついています。最初に始動をお願いする人には「チョーク」の説明をします。 自動車から「チョーク」がなくなり幾久しいのでその説明は難しいです。
 エンジンの回転が安定したら、分電盤のSWを発電機に切り替え(ここは専門分野なので唯一参加者は見学になります。) 自家発電機による電力供給(非常用電源)の汚水圧送の仕組みを学習しました。


 停電時の避難所の照明には2通りの電量供給方法があります。一つは、MBC堆肥棟屋根のソーラーパネルからの電源をパワーコンディショナーで AC100Vとし、延長ケーブルで供給する方法、もう一つは、発電機を用いたものです。
 今回の訓練は夕方の時間帯でしたので、パワーコンディショナーからの電源供給は座学とし、実際の電力供給は小型の 発電機を用いました。こちらの発電機にもキャブレター付近のチョークレバーの説明をし、 参加者がリコイルスターターを引いて(結構重いです。)始動、延長ケーブルを用い、廊下や避難所の照明としました。
ここで、前述のチョークが災い(夏場で気温が高い中エンジンが掛ってたにもかかわらず長時間閉めていた。)し発電機のエンジンが カブってしまい再始動ができなくなりました。
経験といえば経験ですが、訓練当日には避けたい事柄でした。・・・反省!